HARIO SWITCHで甘みを引き出す：UCC「NUTS BEAT」最適レシピ
ローストナッツの甘香ばしさを“しっかり”感じたい人へ。SWITCH 360での抽出を基準に、甘さアップ版、朝のガツン版、そしてさらに甘みを盛る小ワザをまとめました。1ブロックでコピペOK。
豆：UCC GOLD SPECIAL PREMIUM NUTS BEAT
ドリッパー：HARIO SWITCH 360
グラインダー目安：Timemore C3 MAX 18–20クリック
狙い：甘香ばしさ / マイルドな苦味
① 甘さアップ版
最終500ml / 92℃基準 / 豆32g
“蒸らし厚め＋浸漬やや長め”でローストナッツ様の甘みを底上げ。SWITCH容量の都合で濃い目に360g抽出→差し湯140gで500mlに仕上げます。
レシピ概要
- 豆：32g（中挽き寄り）
- 湯温：91–92℃（ケトル表示93–94℃）
- 最終量：500g（差し湯で調整）
- フィルター&サーバーは湯通しで予熱
比率メモ
最終比率：1 : 15.6（32g : 500g）
苦味を抑えつつ、甘みととろみが出やすい設定。
| 工程 | バルブ | お湯の量 | 時間の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 蒸らし | 閉 | 70g | 60秒 | 注いだら軽く1回スワール |
| 1投目（透過） | 開 | 80g（合計150g） | 20秒注ぎ / ドロップ1:20 | 中心から小さめサークル |
| 2投目（透過） | 開 | 80g（合計230g） | 20秒注ぎ / ドロップ2:10 | 湯面を暴れさせない |
| 3投目（浸漬） | 閉 | 130g（合計360g） | 2:00（1:30で軽くスワール） | 時間になったら一気に開放 |
| バイパス | — | 88–90℃を140g | — | 総量を500gに合わせる |
豆32g / 91–92℃ / 最終500g
蒸らし：70g・60秒（閉・スワール1）
1投目：80g・20秒（開）合計150g
2投目：80g・20秒（開）合計230g
3投目：130g・2:00（閉／1:30にスワール→時間で開放）合計360g
差し湯：88–90℃を140g → 総量500g
甘さがもう一歩なら：挽きを1クリック細かく／浸漬を＋15秒。渋み・ドライ感が出たら湯温–1℃か挽き＋1クリック粗く。
② 朝の“ガツン”版（バイパス控えめ）
最終440–460ml / 92–93℃ / 豆34g
TDS（濃度）を上げてボディ厚め。差し湯少なめでキレ良く。
レシピ概要
- 豆：34g
- 湯温：92–93℃
- 最終量：440–460g（差し湯60–80g）
比率メモ
最終比率：1 : 12.9〜13.5
さらに“ガツン”ならバイパス0で360g仕上げ（約1 : 10.6）。
| 工程 | バルブ | お湯の量 | 時間の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 蒸らし | 閉 | 60g | 45秒 | スワールは最小限 |
| 1投目（透過） | 開 | 90g（合計150g） | 20秒注ぎ | やや中心寄りで集中的に |
| 2投目（透過） | 開 | 90g（合計240g） | 20秒注ぎ | 湯面は低めキープ |
| 3投目（浸漬） | 閉 | 120g（合計360g） | 1:45 → 時間で開放 | 落ち切り30–45秒 |
| バイパス | — | 60–80g | — | 総量440–460gで止める |
豆34g / 92–93℃ / 最終440–460g
蒸らし：60g・45秒（閉）
1投目：90g・20秒（開）合計150g
2投目：90g・20秒（開）合計240g
3投目：120g・1:45（閉→時間で開放）合計360g
差し湯：60–80g → 総量440–460g（もしくは差し湯0で360gストレート）
③ さらに追い甘みの小ワザ
調整ダイヤル
- 温度：甘み狙いは91℃、キレ重視の朝は93℃寄り
- 挽き：甘さ不足→1クリック細かく／渋み→1クリック粗く
- 攪拌：蒸らし後と浸漬1:30の各1回だけスワール
- 差し湯：落ち切り直後に10g刻みで味見しながら足す
安定させる下ごしらえ
- フィルターはしっかり湯通し、サーバーも予熱
- 注ぎは細く・低く。湯面を暴れさせない
- 粉床が薄すぎる→渋み寄り。抽出が速い時は挽きを微調整
豆の個体差メモ：今回のNUTS BEATは「ビター強め・果実感ひかえめ」の設計。甘みを伸ばすなら厚めの蒸らし＋軽い攪拌が効きやすいです。
ひとことレビュー用テンプレ
WPにそのまま貼って使える短評テンプレ。必要なところだけ差し替えてね。
●仕上げ：甘さアップ版 / ガツン版
●香り：ローストナッツ、キャラメルの予感
●味：前半に甘香ばしさ、後半はマイルドなビター
●後味：クリーン、余韻は中庸〜やや長め
●メモ：蒸らし厚めが◎。差し湯は味見しながら10g刻みで。
※記載の秒数は「注ぎ終えてからのドロップ目安」も含む実測時間。ご自宅の挽き・ケトルの湯量・水質で±10〜20秒は許容してください。
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